舎人第一小学校 2017年3月14日(火) 教職員向け研修       「障がい特性のある子どものこと その親のこと」

子ども達は、どんな困り感があって、どんなところに悩んでいるのか。また、その全てに理由があることをお伝えしました。保護者は、子どもの障がいを知って向かい合うまでに、どんな心境に置かれ、迷い悩んだのか、を親側の背景とともに具体的にお話ししました。また、求められる合理的配慮の考え方の1つの例をご提案させていただきました。

∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗

【ご感想】
・多動について、動かないでいる事に相当な労力を要する、そこにエネルギーを費やしたら他のことが疎かになる、ということがとても納得できた。

・本人にもどうしようもない事をずいぶん叱ってしまったのだと感じた。

・悪気がないことは表情でわかると感じている。なるべく叱責にならないようにしている。

*「絶対的平等」ではなく「相対的平等」を目指し、誰もが笑顔で楽しく生活すること、「個々に合った支援をすることが当然」という学級風土を作ること、簡単ではないけれど、理想としたい。

*メンターさんの実体験や、学校での指導内容や、教員の姿勢を保護者が方がどう感じるのかを伺うことができてよかった。

∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗∗

先生方のご意見・ご感想は私たちのこれからの活動の遣り甲斐や勇気、ヒントや課題など多くの糧となります。

発達障がいを持つ子どもへの配慮だけを求めるのではなく、みんなが良い経験や学びのできる環境に近づけることが少しずつでも出来れば、と切に願っています。